配合飼料メーカーの仕事内容を職種別に解説!

こんにちは!

今日は配合飼料メーカーについて、職種別に解説します。
就活生や転職活動中の方はぜひ参考にしてください。

そもそも配合飼料?何それ?という方は、
まずは配合飼料メーカーとは?をご覧ください。

自分と関わりの深かった順にお話します。
また、同業他社の人から聞いた話などもこの情報に織り込まれていると考えてください。

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営業職

まじでこんな雰囲気の人います。

どの飼料メーカーでも花形の職種であり、一番大変でもあると言われています…。

会社にとって、営業職の最も大切な役割は、「とにかく稼いでくること」です。
稼がなければ社員の給料も株主への配当金も出せません。
その目的さえ果たしていれば、ぶっちゃけ何やってもOKというのが飼料メーカーの営業だと私は感じました。

以前は安いものを沢山売るか、高いものを少量売るかでしたが、近年は競争激化により、高いものを安く売って赤字になるという悲しい風潮が始まりつつあります。

以下主な業務内容。

既存ユーザーのサポート

既に取引のある生産者や代理店を定期的に訪問し、農場の状況を聞き取ってアドバイスしたり、他社と併用している先は全量獲得を目指して責任者と交渉したり新商品の提案に精を出します。

新規顧客の開拓

取引に向け、業界の情報やアドバイスを提供します。防疫上飛び込み営業ができないので、面識のない見込み先は、会合などで顔見知りになってから訪問することが多いです。

価格改定処理、見積作成

配合飼料の価格は四半期ごとに改定します。その都度交渉が必要な先もあります。会社によっては経理が全て処理をするところもあるようです。

新商品の立案、企画

ユーザーからの要望や営業マンの発案で新商品のアイデアをまとめ、研究職や製造職と検討を重ねながら製品にしていきます。
私も1年目から新商品を販売することができました。

顧客の債権管理

取引条件の定期的な見直し、取引先に不審な動きがないかのチェック。危ない取引先の担当になると、後でご紹介する審査部門から”宿題”を沢山出されます。

興味のある方は、私の体験談も綴っていますので、詳しくは

エサ屋をやってよかった!と思う時

私がエサ売りを辞めた理由

をご覧ください。

研究職

Researcher

響きがかっこ良いですが、その実態はおそらく最もハードな職種ではないかと思います。

各メーカー共に、研究職の人員が削減されつつあると聞いています。私がいた会社は特に少なく、当時下の業務内容をほぼ4~5人でこなしていました。
以下が主な業務内容です。

試験農場での動物の飼育

試験農場の規模が大きい場合は、飼育専門の担当者がいるのでこの業務はありません。

新商品・新原料採用のための試験

試験農場で試験を実施したり、試験データをまとめて新規原料や新製品として有効であるか検討します。

…というと素敵な響きですが、実際は何種類もの試験飼料をあげて、残した量を測ったり、糞を集めて成分分析したり、excelで集計したり、という地味で地道な作業が多いようです。

既存商品の成分・コストチェック

配合飼料の原料は常に品質や価格が一定という訳ではありません。そこで、保証した成分値を保つため常にパソコンでチェックしているそうです。
その際合わせて無駄なコストがかかっていないかもチェックします。

新商品の立案、企画

社内外で新しい知見が得られた時などに、営業や製造職と連携しながら新商品の立案や企画を進めます。

生産者へ同行し、飼育指導や勉強会開催

営業担当者だけでは分からない専門的な知識や経験をもとに、農家へ訪問して助言を行います。必要であれば、農場のスタッフに向けて勉強会を開催することもあります。

という訳で、内勤での仕事量もさることながら、出張も多い超多忙な部署です。

あと、各地域の営業マンが困るとすぐ研究職の人に電話をかけるので常に電話してました。まぁ人が足りていれば全然良いんですけどね。

製造職

factory

肉体労働もありますが、待遇は比較的ホワイトかなという印象です。残業代もきちんと支払われている場合が多いです(本当は当たり前のはずなんですが(;_;))。

ただ、24時間稼働しているので、夜勤があります。また、現場作業は粉が舞い上がっており、また温度が高いのでアレルギーの人は危険かもしれません。
以下業務内容です。

工場内装置の操作・メンテナンス

操作はほぼモニター上。問題あれば現場へ。
毎日現物チェックもしています。

原料受入調整

出荷量を予測して、工場で受け入れる原料の数量を調整します。営業でトラブルが起き、急に大口の契約が切られたりすると大変なことになるそうです。

受注管理、生産計画の作成

注文を受けて製造指示を出したり、生産計画を組みます。
商品の引き取りが予定時間と大幅に違ったりする業者もいるようで、中々楽ではないようです。

品質保証

異物、有害物質、細菌の有無などをチェック。
クレーム発生時に原因解明を行い、各部署へ報告など。

製造職と一言でいっても、業務内容は多岐に渡ります。
大卒の新卒社員がすぐに行くことは少ないようです。

債権管理・審査

小規模畜産生産者(特に肉牛、酪農)は経営状況が厳しいところが多く、日々どこかで倒産しています。
そのため、顧客の債権管理が非常に重要です。債権管理は営業職の仕事ですが、それを上から見張るという意味で、この部署があります。

おそらく本社勤務のところが多いでしょう。

帝国データバンクから資料を取って、考察書類を作れ!など、営業に大量の”宿題”を課してくるので、うちの会社では嫌われていました(-.-)

既存顧客の債権管理

新規顧客の財務状況チェック

などが主な仕事です。本社でパソコンや書類とにらめっこしている時間が多いらしいです。

原料調達

とうもろこしや大豆などの輸入原料の買付けを行います。
為替や原料価格は常に変動しているため、買付のタイミングによっては莫大な損益が発生する責任の重い仕事です。

ここも、いきなり新入社員が行くことは少ないです。
以下主な業務内容です。

海外原料の買付

場合によってはブラジルやアメリカへ視察に行くことも。

国内原料の買付・配送手配

油かす類や菓子粉、飼料米など、いつまでに何トン、どこのトラックで配送するか、などの手配を工場と連携して行います。

経理・人事・総務など(コーポレート職)

本社勤務がメイン。
業務内容は他業界とさほど変わりません。
期待して読んだ方、ごめんなさい!

最後に

2016年までの情報をもとにこの記事を作成しました。
メーカーごと、支店や地域により違いもあるのでその点はご了承ください。

ただ今後も傾向大きくが変わることはないと思いますので、関連業界に入社を考えている人は参考にして下さい。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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