会社を辞めたらやるべき事まとめ

仕事

こんにちは。

わたくし、数ヶ月前に会社を自己都合で退職し、現在求職活動中です。
今日もハローワークに行ってきましたよ。
ハローワークに行くのはこれで5回目くらいだったので、今は大体雰囲気も制度もきちんと理解できています。

…なのですが、仕事を辞めた当初は分からないことだらけでかなり戸惑いました。

当時は本当に余裕がなくて、あんまり調べずに辞めてしまったんですよね^^;

今日は仕事を辞めた後取るべき手続きなどをまとめてみましたので、これから仕事辞めようかな〜と考えている方は辞める前に一度さらっと読んでお役立て下さいませ。

 

仕事を辞めた後は何をしたら良いの?

Thinking

仕事を辞めたらまずどうすれば良いのでしょうか?
私の場合は、「どこに行けばいいの?」「ハローワークって何?」「辞めたら失業保険ってよく聞くけど、自己都合でももらえるの?」「いくらくらいもらえるの?
などなど疑問がいっぱいでした。

また、会社を辞めると社会保険や健康保険など、会社が自分のかわりに支払ってくれていたものを支払わなければなりません。
私も色々と調べ物をしましたが、失業保険の仕組みや手続きなどが結構複雑で大変でした。

今日は自分の意思(自己都合による退職)で会社を辞めた人向けに、辞めた後に取るべき手続きなどについてご紹介します。

 

まずは雇用保険以外の手続きを終わらせよう

会社を辞めたらすぐにハローワークに行かなければいけない訳ではありません。
行ってもいいけど、離職票がもらえていないと失業保険の給付は受けられません。

とりあえずはそれ以外の手続きを先にささっと済ませてしまいましょう。
以下に挙げておきます。

  • (引越しをした人)住民票の変更
  • (引越しをした人)引越し先での転入の手続き
  • (引越しをした人)郵便局に転送サービスの申し込み。ネットで申請可能
  • (車持っている人)ナンバープレートの切り替え(すぐでなくてもOK)
  • 健康保険を切り替える

といったところでしょうか。
私はナンバープレートも自分で陸運局に行って手続きしたので超めんどくさかったですが、代行手数料は数万円浮きました。

健康保険は、おそらく会社の厚生年金に加入している人が多いと思います。
厚生年金からの切り替えだと、

  • 国民健康保険への切り替え
  • 社会保険を任意継続
  • 家族の扶養に入る

の3択です。

すぐに転職する予定の人は、国民健康保険よりも社会保険を任意継続した方がお得のようです。
社会保険の任意継続の場合、加入期間が2年までと決まっているので、2年たったら国民健康保険か扶養に入るか選ばなければいけません。

国民健康保険へ切り替える場合は住民票の直轄の役所で取得することができます。
任意継続の場合は、最寄りの協会けんぽの支部で手続きする必要があります。
扶養に入る場合は、家族にお願いして会社で手続きをしてもらえばOKです。

 

失業保険(雇用保険)給付の流れ

まず、失業保険をもらうためには2つの条件があります。

  1. 離職日以前の2年間に雇用保険の被保険者期間が12ヶ月以上ある
    (すぐに申請する場合は、要は1年以上働いているかです)
  2. すぐにでも働こうとする意志と能力がある
    具体的には、大きなケガや妊娠、病気をしていない、求職活動をしているけどなかなか仕事がみつからない、など。要は働きたいのに仕事に就けないよ!っていう状態です。

この条件に当てはまる方はお金をもらえる権利があるということなので、きちんと申請をしてもらえるものはもらっておきましょう。

私も初めは「私なんかがもらっていいのかな…」という気持ちもありましたが、今まで会社経由で税金もしっかり支払っていたし、決してワガママで辞めた訳ではないので給付を受けることにしました。
自分の状況が当てはまるかいまいち分からないという人は、直接ハローワークに問い合わせると教えてもらえます。

 

会社から離職票が届くのを待とう

退職した後、2週間くらいで会社から離職票という書類が届きます。
これがないとハローワークに行っても失業保険をもらうことができません。
(ハローワークで発行もできるようですが、とりあえずは会社から届くのを待ってくださいね)

まずはこの書類が届くまで、他の手続きを終わらせたり、少しの間息抜きをしておいてください。

ちなみに私の勤めていた会社は離職票が届くのに3週間ほどかかりましたし、健康保険証も全然回収する気がありませんでした。めっちゃ適当!

また、退職に伴い引っ越しをする人は、あらかじめ会社に対して離職票の送付先を指定しておくと安全です。

 

離職票が届いたらハローワークに行こう

離職票が届いたらできるだけ早くハローワークに行きましょう。

ハローワークは各地都道府県の主要市町村にあると思いますが、住民票の住所の管轄でなくても構いません。

離職票に書かれた住所の管轄と違うハローワークに行った時は理由を聞かれるかもしれませんが、きちんと答えられれば問題なく手続きを受けることができます。

全国どこのハローワークに行っても、大体建物構造は同じ2階建てです。とりあえず一回の総合受付に行って、

雇用保険の手続きを受けたいです」と言えばあとは向こうも流れ作業で対応してくれるので大丈夫です。

 

ハローワークで説明されること

ハローワークに行けば雇用保険の仕組みや失業保険を受けるために必要な書類や方法など、一通り丁寧に説明してもらえますが、せっかくなので予習がてらざっくりご紹介しておきますね。

 

失業保険の給付期間

失業保険を受け取る期間は、勤続年数や退職の理由などによって異なりますが、今日は自己都合で退職した人のケースを中心にお話しします。

はじめに受給条件でもお話ししたように、雇用保険の加入期間(会社に所属していた期間)が12ヶ月未満の人は失業保険をもらうことができません。
また、受給資格のある人の中でも雇用保険の加入していた期間によって失業保険の給付期間も違ってきます。

加入期間 1年未満 1年以上
5年未満
5年以上
10年未満
10年以上
20年未満
20年以上
全年齢 90日 90日 120日 150日

 

自己都合で退職した人は給付制限がある

会社に不当に解雇された人や、会社が倒産してしまったなどの理由で会社都合で退職した人と違い、自己都合で退職した場合は3ヶ月の給付制限があり、失業保険をもらうために3ヶ月間待たなければいけません。

すぐにでも失業保険がほしい!という人は、仕事を続けられなかったのは会社に落ち度があるということを証明できれば給付制限を解除できます。
ただしこれには証拠が必要なので、病気になった人は診断書を書いてもらったり、退職前数カ月分のタイムカードを控えておいたり、パワハラやセクハラがあったという記録(音声やメール)を取っておく必要があります。

私の場合は営業職でタイムカードを使用していなかったので、残業時間を記録していませんでした。
また、明らかに仕事が忙しくて吐血したのに、診断書をもらわずに300km離れた土地へ引っ越してしまったので、めんどくさくなって諦めました。。。
(それ以上にもう会社のお偉いさんと関わりたくなかったという気持ちもありましたが!)

明らかに80時間以上残業していた月もあったんですけどね~。残念です。

日報や日記でも証拠となる場合もあるので、まずはハローワークに相談してみることをオススメします。
そしてこれからブラック企業を辞めようと思っている人は、きちんと証拠を取っておきましょう。

 

月に1度の「認定日」にハローワークに行く必要がある

失業保険の給付期間中は月に一度「認定日」を決められ、その日にハローワークに行って求職活動の報告と受給の手続きをしなければいけません。
4週間に一度、決められた曜日と日時を指定されるので、スケジュールは必ず空けておきましょう。

 

申請日の翌日から7日間は待期

ハローワークで失業保険の給付の申請をした次の日から7日間は「待期(たいき)」とよばれる、一切働いてはいけない期間です。
この期間に働いたり誰かの仕事の手伝いをしてしまうと手当が出ないので気をつけて下さい。
土日がかぶっていなければ待期が終わった次の日が初回認定日になりますので、空けておきましょう。

仕事がなくて困っている人のための保険なので、予定が空いていて当然ということです。
仕事を探しつつも合間に趣味や旅行を楽しもうかな…と思っている人は認定日と予定がかぶらないように気をつけて下さいね。

 

まとめ

会社を辞める際に必要な手続きは主に

  • 引越し関係
  • 健康保険
  • 失業保険

の3つでした。
健康保険はあらかじめどれに加入するか決めておくと良いですね。

また、自己都合で会社を辞める場合は、3ヶ月間失業保険の給付が後回しにされます。
失業保険が出るから貯金使い切ってやる!といって無計画にお金を使わないように!

 

 

事前に詳しく調べたい方はハローワークのHPを読んでみて下さいね。
それでは!

https://www.hellowork.go.jp/insurance/insurance_range.html

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