意外と美味しい!?スペイン産豚肉・国産豚肉との違いをレポート!

Supermarket, Meat 豚肉のこと

こんにちは。ぽてっちです。
先日パソコンのしすぎで軽い腱鞘炎になりました(笑)

コピペの作業がいけませんでしたね…
何事もやりすぎにはお気をつけて…

 

スペイン産豚肉を買ってみた

さて、先日スーパーに行った時のこと。

いつものようにお肉コーナーに行き、
安定の豚肉を買おうとしました。

いつも通り国産豚国産豚~♪

と思いつつ、ふと目をやると、「スペイン産豚バラ肉」が売られているではありませんか。

うーん、どうなんやろ…
スペイン人が豚バラスライス食べてるイメージないなぁ…
美味しいのかなぁ…

と悩みつつも、国産の豚バラよりも若干安かったので買ってみることにしました。

そこで今日は、実際に購入したスペイン産豚肉と国産豚肉との違いや、
私が見聞きしたり調べた範囲の中で
国産と外国産の豚肉って何が違うの?
というお話をしていきたいと思います。

 

見た目の違い

まずは見た目から。
こちらは別の日に購入した国産の豚バラ肉です。

イオンで買った「うまみ和豚」というブランド豚肉なので、一般的な無銘柄のものとは多少見た目が異なるかもしれませんが、まぁ大体同じだと思います。
(何かものすごい違いがあったらごめんなさい。聞いた話では農場と屠畜場に対するイオンのチェックがめちゃくちゃ厳しいくらいしか違わないらしいので)

何かすごい安定感があります。
程良い皮下脂肪と、ピンク色の筋肉の間にうっすらとちりばめられた筋肉内脂肪。
国産のデュロック種を使っていそうな、日本人が好みそうな脂身がじゅわっと出てきそうなお肉だな、という印象です。
(豚の品種については詳しくはこちらを参照してください)

あとデリッシュキッチンとかクラシルで今にも
この豚バラを巻いていきます」って出てきそうな良い長さですよね(笑)

そしてこちらがスペイン産の豚バラ肉です。

あれっ!?短くない!?というのが第一印象。
国産の豚バラスライスの半分の長さにカットしてありますね。

豚バラ巻けないじゃん!別にいいけど。

着目して頂きたいのは、ずばり

  • 筋肉(赤身)の色
  • 筋肉内脂肪(サシ)の量
  • 脂肪の割合

です。

まず筋肉の色
国産豚よりもやや赤みがかっています。

そしてサシの量。
国産の豚バラスライスと比べると、非常に少ないです。
赤身、脂肪、赤身、脂肪とハッキリ分かれているのが見受けられます。
その影響もあって、お肉全体が赤っぽく見えるのだと思います。

脂肪の割合についてはカットした場所や個体によってかなり差があることが多いので断言はできませんが、少なくとも今回の比較ではスペイン産の豚肉の方が脂肪が少ない感じがしました。

ババーッと文章で書いてしまってちょっと分かりにくいと思うので、以下にまとめておきます。

国産豚とスペイン産豚の見た目の違いまとめ

 

赤みの色 サシの量 脂肪の割合
国産豚 少なめ 多め 若干多い
スペイン産豚 多め ほとんどなし 少なめ

見た目から分かったことはこのくらいでしたね。
見た目から何となく味の違いも想像がつきます。

味の違い

Meat, Hand

次は味の違いについてです。
残念ながら写真では表せないので、私の独断による感想でいきますね!

まずは淡々とレポートをして、後から表でまとめます。

国産豚バラスライス

野菜炒めに入れて試食。
食感は柔らかく、下の上に乗せると溶けるような口どけ
1枚1枚がしっかりとくっついている。
臭みは特に感じなかった。
ただ、脂身が多く、1人あたり100gも食べられない。
炒めるのにそれほど油を使っていないのに、野菜がべたべたとしていた。

調理後のお皿洗いも油がなかなか取れず苦戦した。

スペイン産豚バラスライス

同じく野菜炒めに使用。
箸でつまむとペラっとした感じ(薄いのかな?)。
炒めている間に一部赤みと脂身が分離した。
味は国産豚バラよりもあっさりとしていたので、2人で230g程あっという間に食べてしまった。
臭みなどは特に感じなかった。

脂身が少なく、赤みが持つ美味しさを楽しめた気がする。
ある意味で“豚バラらしくない”かも。

皿洗いの感覚は、いつも買う「国産豚モモの切り落とし」とさほど変わらないくらいの油汚れ。
一回ので綺麗に汚れも落ちた。

…という感じです。

味の違いまとめ

以上の味の違いを表にまとめました。

柔らかさ 臭み 脂の多さ お肉の分離 総合判定
(個人的な好み)
国産豚バラ肉 ★★★★ ★★★★ ★★★★★ ★★★
スペイン産豚バラ肉 ★★ ★★ ★★ ★★★★

 

5段階評価で、基本的に★が多ければ多いほど評価が高いです。

私の好みでは、スペイン産の方が赤身が多くて食べやすかったなぁと感じました。

国産豚は圧倒的な口どけの良さが特徴的で、一口だけ食べて比較した場合、お肉としての魅力は国産の方が当然美味しいと思います。
ただ、料理に入れる時のことを考えると、国産の豚肉はやや脂身が多い気がしました。
スペイン産豚肉は調理中にやや脂身と赤身が分離しやすい傾向がありましたが、総合的にはヘルシーで食べやすいといった印象です。

わが家の場合は特に、脂身が苦手で消化効率の悪い旦那にたくさんタンパク質を取ってほしいという思いもあるので、余計にスペイン産の方が都合が良く、好評という結果になりました。

スペイン産豚肉は比較的値段も安いので、今後はちょくちょくわが家の食卓に現れることでしょう(^-^)

最後に

お肉の好みって個人差がかなりあるので、国産の方が好き!という人も沢山いると思います。
色んなお肉を食べてみて、自分がどんなお肉を好きなのか考えてみるのも良いですね。

ちなみに、美味しいお肉の選び方については過去に色々とお話しさせて頂いているのでよければどうぞ。

http://potepote39.com/2017/04/29/meat_fattyacid/

http://potepote39.com/2017/04/30/fattyacid_feed/

ところで、
スペイン産とかイタリア産、アメリカ産などの外国産豚肉って大丈夫なの?
国産豚肉と何が違うの?

と疑問に思う人もいるかもしれません。

そこで次回は、国産豚肉と外国産豚肉の違いについてあれやこれやとお話しさせていただく予定です。

国産だから安心!外国産は体に悪い!危ない!
というイメージを持っている人が多いと思うので、私が今まで各所で見聞きした話も織り交ぜながら正しい知識をご紹介していけたらと思います。

お楽しみに!それではまた。

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