こんにちは。
ぽてっちです。
今日は前回の続きです。
まだ読んでいない方はどうぞ↓
十分から九份へ
さてさて、念願のランタンも飛ばしたことなので、十分から九份へ向かいます。
九份の魅力
九份といえば、千と千尋の神隠しの舞台になったとも言われている、趣ある古い街並みが印象的な小さな街ですよね。
伝統的な中国茶を飲むのもよし、お土産を買うのもよし、タピオカぜんざいを食べるのもよし。
かなり観光地化されているので、色々と楽しめると思います。
個人的には、オーダーメイドでサンダルを作ってくれるお店がすごく良かったです。
単純な足のサイズではなく、足の幅や厚みに合わせて自分にピッタリのサンダルを手作りしてくれます。
私はいつも25cmの靴を履いているのですが、このお店で長さ自体は23cmしかないことが判明し衝撃でした\(^o^)/笑
「九份老街」というバス停からお土産物屋さんが沢山並んだメインストリートに入ってすぐ左にあるお店で、木製のサンダルがたくさん並んでいるのですぐにわかると思いますよ〜。
ちなみに、「足の恋」という名前のお店です。
ネーミングセンスどうなのよ…(笑)
十分から九份への行き方
とりあえず公共交通機関をざっくり図にするとこんな感じ。
九份へ行くには、瑞芳駅からバスに乗る必要があるので、一旦瑞芳まで戻ります。
瑞芳駅からバスで九份に行くには、金瓜石行きのバスに乗る必要があります。
瑞芳の駅構内に金瓜石行きのバスの案内があると思うので、基本的にはそれに従ってください。
われわれは、駅の表口に行くはずが裏口に行ってしまい、そのせいでバスを2〜3本ほど逃しました(笑)
表口はロータリーや駐車場があり、広いのでお間違えなく。
ちなみに私が行ったときは、駅の表口を出て右にまっすぐ行ったところのセブンイレブンの近くにバス停がありました!
(よく変わることがあるので参考程度で)
あと、バスはお釣りが出ないので、遊遊カードがあるとすごく便利ですよー!
(遊遊カードはSuicaのようなICカードのことで、地下鉄駅の窓口で購入できます)
バスで九份へ行くには手前の「代天府」で降りると混雑回避!
瑞芳駅から九份へのバス移動でお勧めしたいのは、九份老街の一つ手前の「代天府」で降りることです。
なぜかというと、実は、このバス、帰りはめちゃくちゃ混むんです^_^;
満員で何本もバスを見送らなければいけないこともしばしば。
ただし、多くの観光客の方々がガイドブック片手に九份老街で降り、代天府まで階段を下ってバスに乗って帰るので、逆ルートで行けば帰りも待たずに乗れる確率が少し上がります:)
九份老街までひたすら登りの散策になるので少し大変ですが、体力に自信のある方はぜひトライしてみてください笑
残念ながら、我々は降車ボタンが故障していたらしく、停車してもらえずに九份老街まで行ってしまいました。。。
めっちゃ悲しい…。
降車ボタンがちゃんと押せたかどうか、きちんと確認することをおすすめします(T_T)
九份から台北への帰り方
さてさて、台北への帰りについてなんですが、移動手段は行きと同じでバスのみです。
瑞芳駅までバスで行き、瑞芳駅から台湾鉄道(TRA)で帰るか、台北行きの高速バスに乗るかですね。
そして、できれば夕方頃に帰ったほうが良いのではないかと思います。
どうしても夜の町並みを楽しみたい!という方はどうぞという感じなのですが…
なぜかというと、夕方頃からめちゃくちゃ混み始めるんですよね。
土日に行ったからというのもありますが、バスは何本見送っても乗れないし、タクシーもへんな白タクしかいない状況でした。
諦めて白タクに乗ろうかとも思いましたが、隣で並んでいた台湾人の方から、
「白タクは保険が下りないから事故にあったときに大変なことになるよ!」
と言われたのでビビってやめました^^;
でも、このまま待っていても満員すぎてバスに乗れない…
そこでわれわれは、帰りとは反対方向の金瓜石行きのバスに乗り、終点から空いたバスに乗って帰ることにしました。
予想外のトラブル発生
そんな時にトラブルは起きました…。
まず、金瓜石までいけば、そのまま乗りっぱなしでUターンしてくれると思っていましたが、金瓜石に着いた途端バスが回送になり、降ろされたんです(笑)
そしてバスを降りてみると、あたりは人!人!人!
どうやら大きな博物館があるらしく、夕方は帰りのお客さんで激混みでした。
仕方なくバスを待っていると、九份・瑞芳行きのバスが来ました!
慌てて乗ると、運転手さんに「台北?」と聞かれたので咄嗟に「NO」と答えると、そのままICカードにタッチを促されて乗車。
そして席に着くと、友人がカードを手渡されて持っているではありませんか!
「何かよく分からないけどとりあえずもらっちゃった。」らしい。
まあ必要なら後でもらえばいいか、と思いつつ、乗りながら台北行きのバスであることに気づき、それなら台北まで行っちゃおう!という話に。
カードは台北まで乗る人はもらうものらしく、私も後でもらおうかな、くらいの気持ちでした。
異国の地に取り残された!
九份、瑞芳駅を通過し、しばらく走っていると、何やら一人のお客さんが席が足りないと言い、へんな空気に。
その時、突然バスが止まったんです。
そして運転手さんが立ちあがり、一人ずつ乗客をチェックして我々のところで立ち止まり、
「 ○!※□◇#△!」
なにやら怒っています。
どうやら、台北行きのカードを持っていないので降りろ、ということでした。
訳の分からないままバスを降り、バスを見送りました。
強制的にバスを降ろされてしまい、辺りを見渡すと、真っ暗!
目の前に町工場らしき建物があり、中から人が出てきましたが、絶対に日本語も英語も通じない雰囲気。
とりあえずタクシーを探してみるも、車すら通らない真っ暗な過疎地域。
絶体絶命!やばい!
このまま行方不明になっちゃうんじゃないの~!?
というかなりやばい状況でしたが、皆で話し合った結果、一度瑞芳まで戻ることになり、暗闇の中帰り方向のバス停を探すことになりました。
数分歩きまわったところ、なんとか無事発見。
20分くらい待っていたら運よく瑞芳駅行きのバスも来て、事なきを得ましたよ。
通常は九份から台北まで1時間半もあれば帰れるらしいのですが、われわれは結局3時間以上かかる羽目になりました…。
みなさんに気を付けてほしい事
台湾は日本や韓国、中国など様々な国から観光客がやってくる観光大国ですが、バスや電車などの公共交通機関に関しては、意外と不親切な面もあります。
台北市内のバスは立ち乗車が禁止されているらしく、人数通り座らせないといけないため、今回のように降ろされてしまったようです。
十分に行き方を調べても、現地で状況が変わったりすることもよくあるので、それなりの機転もきかせないといけません。
調べ物に自信のない方は、九份も十分もオプションツアーを予約しておくことをオススメします。
おわりに
今日は九份から台北までの帰り方について、我々の恐怖の失敗談もあわせてご紹介させていただきました。
私は台湾という国はとても好きですが、十分と九份は観光客があまりに多すぎて身動きもよく取れなくて疲れたので、今度行く時は同国内の別の観光スポットに遊びに行くことにします(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました!
それではまた!
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