こんにちは!ぽてっちです。
今日は前回の体験談を踏まえて、リフォーム工事中に施主が気を付けておきたいことについてお話しします。
正直、われわれも最善を尽くしたつもりでしたが、それでもトラブルは起きてしまいました。
と言う訳で、色々と反省を踏まえて注意点をまとめてみました。
わが家の失敗を糧にして、どうぞ良いリフォームにお役立て下さいm(__)m
前回の記事はこちら↓
施主が気を付けたいリフォーム工事中の注意点
出来る限り現場に赴く
まずはこれ。
いっっっっちばん大事です!
何故かというと、別に業者さんが施主に来てほしいとか、それがマナーだからとかではないです。
もちろんそれもあるにはあるんですが、何よりも工事の状況を自分の目で確かめられること、そして何かあった時にすぐに指摘したり相談しあったりすることができるというのが一番の理由です。
逆に全然工事現場に顔を出さないと、
「施主さんはあんまりこだわりがないのかな?」
「どうせ見に来ないだろうし、ここ変えちゃおうか~」
という事にもなりかねません。
(もちろん全然行かなくてもちゃんと工事してくれる業者さんは沢山いますよ!)
というわけで、できるだけ現地に赴いて、日々の工事の様子や進捗状況などを把握しておきましょう。
どのくらいの頻度が良いの?と言いますと、最低でも週に1回は行ってほしいです。
毎日行っても良いのですが、それだと大工さんが気を遣ってしまい仕事が進まない可能性があります。
大体どこの大工さんも、10時と15時を小休憩時間にしているところが多いので、頻繁に見に行く場合は気を遣ってそこに合わせてもよいかもしれませんね。
(もちろんですが工事状況により休憩のタイミングも変わるので必ずではありませんよ)
われわれは最低でも1~2週間に1回は行くように心がけていましたが、土日に行くことが多かったため、あまり工事業者さんと話す機会がありませんでした。
また、2週間も間が空いてしまうと工事もかなり進んでしまうので、何か不満があっても
「今更言ってもなぁ…」
と指摘をやめてしまうことも若干ありました。
そんなわけで、平日休みの方や、どちらかが専業主婦(夫)の場合は、できるだけ平日に顔を出すようにしてみて下さいね。
大工さんと仲良くなっておく
大規模リフォームや新築工事で最も長いお付き合いになるのは大工さんです。
工事期間も金額も割合としては最も大きいことでしょう。
もちろん施主が直接契約している相手はリフォーム業者やハウスメーカー、設計事務所ではあるのですが、実際の現場で一番仕事をする人と仲良くなっておいて損は絶対にありません。
なぜそこまで勧めるのかというと、仲良くなっておいた方が、色んなことを向こうから相談してくれる可能性があるからです。
たとえばわが家の場合は、
- 階段の手すりをどんな風に取りつけるか
- 階段の細かいデザインをどうするか
- 本棚のデザインはこんな感じでどう?
- クローゼットはこうした方が使いやすいけどどう?
なんてお話をしていただきました。
これがほとんど会って話をしない関係だった場合は、向こうの判断で適当に変えられてしまうか、使いにくいデザインだと大工さんが感じながらもそのまま施工するかになってしまいます。
頼んだ通りやってくれれば良いじゃない!
と思う人もいるかもしれませんが、デザイナーや建築士が提案するものってあくまでデザイン性を重視している事が多く、実用的でないこともあるのです。
そんなときに、経験豊富な大工さんが
「この方が使いやすいと思うよ!」
と言ってくれるのはありがたい限りなんです。
そういったアドバイスをしてもらうためにも、普段から関係をしっかり作っておくと良いと思います。
ちなみに、大工さんって職人気質で気難しいイメージもあるかもしれませんが、わが家の工事では気さくで話好きな方ばかりでした。
というわけで、人見知りの方でも臆せず仲良くなっておきましょう!(笑)
よく差し入れが必要なんて話を聞いたりするのですが、これは全然必須ではありません。
むしろ仕事の進みが遅くなるので、あまり頻繁に持っていくと迷惑だったりする、という噂もどこかで聞きました。
どうしても持っていきたいという方は、せいぜい週に1回、家を見に行くついでに持っていくくらいで良いかと思います。
時間も10時、12時、15時くらいが良いでしょうね。
私は結局一回しか持っていっていません。
ちなみに持っていったのはお茶とお菓子くらいです。
あとは勝手に義母が毎日のように手作りのお菓子なんかを持っていってましたけどね。
知ったことか(笑)住みながらリフォームするという方はもう少し頻繁に持っていっても良いとは思います。
いずれにせよ差し入れは必須ではないということだけは強調しておきますね!
自分の発注内容や契約をきちんと確認しておく
はい。これも超超大切です。
ここがあいまいだと、テキトーに作られたり仕様を変えられてしまっても全く気付きませんからね。
で、住み始めてからトラブルになったりなんてことも起きるかもしれません。
という訳で、自分がお願いした内容や図面、仕様はきちんと把握しておきましょう。
多分打ち合わせから随分時間が経ってしまっているので、詳細を忘れていることもあるかもしれません。
定期的に図面を見返したりして確認しましょう。
また、契約書の確認も大切です。
業者さんに言われるがままホイホイ契約書にサインしてしまって、後になってから
「こんな契約内容だなんて知らなかった!」
となってもどうしようもありません。
まぁ本当を言えば工事開始後に契約書を確認するのは遅いんですが、見ないよりはマシです(笑)
仕様変更の際、どんな手順で進めるのか、トラブルの際の責任の所在や手続き方法などについても記載があると思うので、何かあった時のために必ず一読しておきましょう。
業者とのやりとりは文字に残しておく
はい、これも超超超大事です。
大事な事ばかりですね(笑)
これは工事前からぜひやっていただきたいことでもありますね。
私の一番のオススメは、リフォーム専用のノートを作っておき、打ち合わせの際に毎回持参して、その日決めたことを全てメモすることです。
メモは業者さんがとっているのですが、なぜかこっちにはもらえないこともしばしば。
そんなわけで、トラブルがあった際に、言った言わないの争いになる可能性も無きにしも非ずなのです。
さすがに堂々と音声を録音するのは気が引けるので、私はメモが良いかな~と思います。
日にちが経っても忘れないですしね。
また、業者さんと交わした依頼内容についてのメールは必ず保存しておくのも忘れないでくださいね。
わが家は夫婦で共通のHotmailメールアドレスを作っているので、2人ともチェックできるだけでなく、サーバー上に業者さんとのやりとりも全て残っているので、前回のようなトラブルがあった時も大活躍しましたよ。
メモでもメールでも、なんなら録音でも良いと思います。
ぜひぜひデータに残しておくことをオススメします。
まとめ
さて、今日はリフォーム工事中に施主が気を付けたいことについてお話ししました。
今日の内容をざっくりおさらいすると、
- 出来るだけ工事現場に顔を出す
最低週1、平日だとよりGood! - 大工さんと仲良くなっておく
差し入れはなくてもOK!あげたい場合は月1~週1のペースで - 発注内容や契約内容をよく確認する
忘れているので定期的に見返すこと! - 業者とのやり取りはデータに残しておく
メール、メモなど、言った言わないの争いを避けるためにも!
といったところでしょうか。
家を建てたり改修するなんて、一生に一度あるかないかの大きなイベントです。
だからこそ、後悔のないよう、自分の納得のいくような工事にしたいですよね。
いくら自分がお金を出すからと言って、ふんぞり返って受け身姿勢では良いものは作れません。
現場の方々と楽しく話しながら、お互いのこだわりを話し合ってより良いお家ができることを祈っています。
最後までお読み頂きありがとうございました。
それではまた!
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